自然光では紫色に、蛍光灯では水色に見えるアレキサンドライトガラス 。米国ボイド社(Boyd Crystal Art Glass Company)の青色ウランガラス製の犬です。同社は、Bernard C. Boydが1978年に創業したガラス器メーカーで、各種の動物や人形等のノベルティ製品を製造していました。多様な色の1つがウランガラスですが、同社は2014年に廃業してしまいました。
犬の種類はスコティシュ・テリアで、通称「スコッティ一」と称されていて、片方の耳が垂れているというかわいいデザインです。青色のウランガラスの犬は大変に珍しく、今では米国でも入手することができなくなっている珍品です。色は少し緑色がかった藍色のような青色です。そのせいか、395nmの紫外線を当てると、はっきりとした緑色蛍光が見られ、純正ウランガラスであることを保証します(写真3)。本品の側面にある「菱形の中のB」の刻印は、同社が5年毎に変えており、上下左右に1本ずつ線があるのは、1998-2003年の製造を表わしています(写真8)。本品は発売直後に入手したもので、そのまま本棚で保管していたので、傷等は見当たりません。幅6cm×4cm、高さ8cm、重さ125g。